| HOME>トークセッション>MARIOT EVENT 2004 Autumn P.1/2/3/4/5/6/7/8 |
| いろいろとお話してきましたけれど、僕達の話に対して意見とか質問とかの話にしちゃって宜しいですか。ご質問とかあれば? 来場者:ああいう仕事はお金になるんですか? 海外でやる元気な仕事はお金になるか。いい質問ですね(笑)。 例えばカタールはスタートしてから二ヶ月でさっき言ったような所までセットアップして、1/30の模型と図面を作ると。キチガイみたいな話ですよね。 でもそんな事をやっていて、現場には来るなって言われると、結果として赤字にはならない。 スタートからフィニッシュまで3年で、あのくらいの規模があって、決して設計料が良いとは思えないですよ、物価も違うし。 でもデザインアーキテクトという事に対して期待されていることが、すごく限定的なので、あれを本当に言われた通りにやっていたら楽でしょうね。 僕らは頼まれていない事をいっぱいやっていて、でも遠すぎて手が出ないですよね。 なまじ北京だったら勝手に通っちゃって、辛いことになっていたかもしれない。 そういう不思議な事もありました。
でも一般的に言うと、真面目に考えていたらやっていられないかもしれない。ハノイなんて完全に趣味ですね、自分の意思の世界ですから。 一般的に言うとね、海外の特に例えば中国の仕事とかは、あまりプロフィッタブルじゃないと言うか、なかなか商売にならないよという形もありますね。 私達の場合は虚勢を張ってやらなくちゃいけないんで、一生懸命見積もりとか契約とかやっているので、悪くないなって思っています。 今やっている二つのプロジェクトは責任持たなくちゃいけないので、責任の度合いは私達のフィーだと考えています。 面出が1時間くらいやると2万円かな?うちのHP見ると書いてあります。 プリンシパルがいくらだって。 それで「面出さんがこの仕事やると55時間かかるから」って、そういう見積もりをやるんです。 でも普通は「分かった分かった。これの半分にしろ」とかってことになるんですけど。 OMAの場合はうちがちゃんと見積もったものをポンと呑みましたね。 その場では悪くはなかったのですが、その後CCTVは予定されたものよりクライアントがアクセプトしなくてずーっと伸びていったので、ずいぶん労働超過になりました。 オペラハウスは悪くない気がします。 シンガポールでやっている仕事は日本に比べると、設計料自体が日本を100%とすると多分2、3割は低いでしょう。 でもシンガポールの事務所でも日本人も含めてSTAFFが7人いて、2、3年回っているという事は、そんなに欲張らなくて頑張ってやっていれば、生きてく程度は儲かると思います。 さっきの僕の言い方も、趣味だけでやっていますって言うと誤解を受けそうなので付け加えますと、仕事としてやろうと思えば出来るという範囲くらいだと思います。 それに対して、こちらが普段やっている仕事と違う事や事件が起きちゃう事をおもしろがって余計に働いちゃっている感じなんじゃないかなって。あと海外でやっていると交渉事や物価水準の違いなんかがあると、仕事の仕方をすごい考えるようになりますね。 日本で今までやっていた、自分がこれだけやると、やった気がして満足というだけではだめで、遠い所にあるから、やった事が有効に生きてこないとかいう事がしょっちゅう起こるので。 すごくこっちの意識も変わって、何か成立するんじゃないかなと最近思います。 実際に日本にはあんま仕事ないですしね、僕らも。 今日は、面出さんが司会じゃないのに甘えてしまって。 ありがとうございました。 |
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