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| 【VIS・A・VIS 天神今泉店】 |
これも、実はこの仕事が僕は博多でというか、福岡でやった初めての仕事なんですが、「VIS・A・VIS」というケーキ屋さんが結構郊外の方とかにも何軒かありまして、たまたま国体道路の今泉のバス停の前につくったケーキ屋さんですね。![]() ここはイートインの場所がありまして、実際にイギリスのアンティークのサッカー場の壁をですね入れまして、そういうものでつくりました。 逆に反対側はこの面取りのアール・デコ調のタイルでですね、いわゆる木とタイルというか全く2つの素材だけでお店をつくってみようということでやりました。 これがファサードですね。 ケーキのショーケースというのはですね、本来対面でオペレーションするものではあるんですが、 ここではあえてパティシエの方がホールに出てきていただいて、お客様とコミュニケーション取って、 「実はこのメレンゲを作るのはすごく大変だったのよ」とか「このスポンジはこうやって作ったからね」なんかそういうこう、 いわゆる売り子さんではなくて、作っている方が直接そのホールに来てお客様とお話を少しして、そして買っていただくという、いわゆる一体型のオペレーションを提案したケーキ屋さんです。 |
| 【隠し砦】 |
これは久留米の駅の一つ手前の僕も良く分からない場所なんですが、もともとですねステーキハウスだった所をリニューアルしまして、オーナーさんが久留米の方なんですけれども、フード関係のコンサルをやられている方で、コンセプトパラダイスさんの陣ノ内さんという方がオーナーでやったお店です。 このアプローチからずっとですね「隠し砦」といったコンセプトでつくりました。実はこの「隠し砦」というのは黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」という映画がありまして、 「隠し砦」という名前を使うために横浜の黒澤組の黒澤明監督亡きご長男の黒澤久男さんにお会いして、「隠し砦」という名前でやりたいんだ、というお話をしに行ったらですね、 非常に黒澤組の方が、たまたま今、佐賀かなんかで黒澤明ミュージアムみたいな物をつくってらっしゃるらしくって、九州にはよく行くからという話から、当時の等身大のポスターとかちょうど黒澤監督が「デルス・ウザーラ」という映画を撮っていた時にかぶっていたハンチングがあるんですけれども、それをですね、奥様からいただきまして「いいわよ」なんて言われまして。 ある一部屋を今は黒澤明さんのミュージアムというか、本当に小さな部屋なんですけど、 彼の書いた直筆の脚本の原稿用紙とかですね、当時のその本当の「隠し砦三悪人」の等身大の1800×900位の非常に大きなポスターとかをいただきまして、まぁそういう物で飾ってある店です。 中はこういう感じでここが掘りごたつのカウンターの席になっていまして、 奥に幾つも小さなメゾネット式で部屋がつくってあります。 ![]() これがちょうどそのテラスの席ですね。 枕木を積みまして、ここでその冬でもドテラを着てお鍋を食べていただこうという。 なんとなく荒クレドモが「まぁ娘良いではないか」と言ってですね、その町娘というか田舎娘をたぶらかしてですね、 「まぁこっちへ寄れ」なんてですねやっちゃう位のなんかそういう土座衛門があがって来る時にかぶせるムシロみたいなやつをですね床にひいて、なるべく荒々しくあまり気を使ってなさそうな風にして、非常に心温まるオペレーションをしていただければな、なんていう風にしてやった空間です。 はい、お願いします。 |
| 【ちゃんと。新宿東口店】 |
これは「ちゃんと。」という大阪の方から出てきまして、東京の方でも皆さん飲食の方なら良くご存知だとは思いますが、そこのお店をやりました。 天井は突板をアクリルで挟んで、その周りにキセノンを入れまして、ボヤっと光る光天井をつくりました。 壁のバンブーはバリの竹を入れまして、この竹もですね日本の竹でも良かったのですが、ある程度乾燥したものでないといけないということで、色々と探しましたらバリの方でこういう竹があるということで、ある名古屋のアンティーク屋さんにお願いして入れていただきました。こちらの向かって右手側のちょっと竹が縦にまっすぐ見えている部分が、全部掘りごたつの席になっていまして、 今見えているこの空間はいわゆるテーブルの席になっております。 ここのテーブルの上になんて言うんですか、照明の壺みたいのがあるんですが、これをですね店内にも非常に大きな1m位の大きな甕を置いて、少しアジア的に「ちゃんと。」さんを表現してみようということで、その壺と甕とそしてその竹ということをコンセプトとしてお店をつくりました。こちらは反対側のテーブル席なんですけども、こちらの方は木の突板をボックスにしましてそこに照明を入れてやりました。少しこちらの席はパーティーとか出来るような空間にしたいということで、少し僕なりにモダンの空間にしてみました。 |
| 【ナビィとかまど】 |
これは沖縄の那覇市にあります、久茂地という所でつくりました「ナビィとかまど」という泡盛と沖縄料理のお店ですね。 もともと沖縄には沖縄料理のお店って色々あるんですが、何かありそうでなかったお店なのかな、というようなことだと思うんですが...実は泡盛の醸造所が全部48か49あるんですね。 そして大体450種類位の泡盛があるんですが、 その全部を置こうというのが一つのテーマとなりましてつくったお店です。 店内は琉球石灰岩を使いまして、その魚を捕る竹の網みたいなのとミラーを乱舞させて、 ちょっと分かりにくいですがこの裸電球の竹の照明は基本的にライトとしてのテーブル面での照度はとっていなくて、 その横にですねミラーのボックスがありまして、そこのミラーのボックスの下にダウンライトを付けてそれ自体で照明を取っている。 ただし、そのミラーボックスそのものがこの裸電球をいっぱい乱反射させて天井にいっぱい竹と裸電球が乱舞しているという効果を狙って少しモダンに沖縄料理をつくりました。 ![]() そこのレンガのカウンターの向こう側にレンガの釜戸のスペースがありまして、 ここで実際に沖縄のおばちゃんがチャンプルーをゴーヤチャンプルーとか豆腐チャンプルーみたいな物を おばちゃんが作るという、そういうオペレーションを見せて、そしてこの隣にですね釜戸、お釜が3つこうありますね。 このお釜が実際にはそのジューシーというですね、例えばフーチバジューシーという蓬のお粥みたいなものとか 炊き込み御飯とかですね。 そういう物を実際にオぺレーションとして出していくという形で、泡盛がこんなに沢山あって沖縄の料理が食べれるんだけど、なんかすごくそのベタベタなカウンターで本当に汚いお店しかなくて、そういった中で、比較的ですね沖縄の企業の方が例えば東京とか本土からお客さんが見えた時にちょっと沖縄料理を食べに行こうかとかって連れてくるには程好い空間だそうです。 |
| 【JR名古屋駅駅麺通り】 |
| これはですね、名古屋駅の中でつくりました「名古屋駅麺通り」という本当に名古屋の駅のコンコースのすぐ横、いわゆる名古屋駅なんです。 オーナーはJR東海さん。 そしてこの中にはですね、5軒のラーメン屋さんと1軒の屋台が入っています。 |
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| 実はこういう形でですね、 博多ラーメン、沖縄そば、和歌山ラーメン、東京ラーメン、札幌ラーメンという風にですねありますが、実はこれはですね昨今のいわゆる商業施設のつくり方と何が基本的に違うのかというとですね、「ラーメン博物館」とか、まぁキャナルの中にも「ラーメンスタジアム」とか出来ましたけれども、ここで基本的に違うのはクライアントがJRさん しかも経営もJRさん。 JRさんはラーメン作った事がないんですが、実はこの5つのラーメンをつくっていただいたのは一風堂の河原さん。 つくっていただきまして、 半年間で切符を切っていたおじさん達にですねラーメン道を教え込んで、一風堂さんの山王に工場があるんですけれども、そこに寝泊りしていただきまして、実際にラーメンを作っていただいたと。いわゆるデベロッパーが実際の経営者になってしまったという 非常に珍しいパターンというか、ただ有名店のラーメンを集めてきてやるというのであれば、それはいつの世でも簡単にできるんですが、 結局デベロッパーはそれは大家さんでしかないと。 ならば、デベロッパーさんに「大変よ結構。一杯500円のラーメンを売ることもさ」みたいな、だから「家賃の間取ってとか、売上の何%取ってとかそんな風にいじめる前にいっぺんちょっとやってみたら」みたいなそんな話から、おもろいね。 なんてという話になりまして「では、味は河原が作るんでやりましょう」なんて話になってやったということですね。 |