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Mariotトークセッション



人間は人工光によって24時間活動が可能になり、
経済や産業などあらゆるものが発展しました。
しかしライフスタイルの変化により、ストレス・うつ・睡眠障害
などがもたらす新たな社会問題も増加しています。

「光育」はこのような問題を解決するひとつのキーワードであると考えます。
皆が様々な体験を通じて、
自然光・人工光も含めた「光」を選択する力を養い、
地球環境もふまえた「ゆたかな光環境」を追求・維持することが、
今、大切ではないでしょうか。




MARIOT EVENT VOL.30 Fukuoka

2008.12.02
スカラエスパシオ

理学博士 安河内朗 × 博士(学術) 森田健 × 照明デザイナー 松下美紀

理学博士

安河内 朗
 AKIRA YASUKOUCHI



九州大学大学院
芸術工学研究院
人間生活システム部門
生理人類学 教授

http://www.design.kyushu-u.ac.jp/kyushu-u/
1953年  福岡生まれ
1979年 九州芸術工科大学大学院 修士課程修了、同大学助手
1982年 労働省産業医学総合研究所研究官を経て、主任研究官
1990年 九州芸術工科大学助教授
1999年 同大学教授 生理人類学担当
2002年 ケンブリッジ大学チャーチルカレッジ 海外フェロー
2003年 九州大学との統合により芸術工学研究院教授
2005年 九州大学大学院 芸術工学研究院長
2008年 九州大学副学長を兼任
現在に至る

人類が生き残りをかけて適応してきた環境は、人類史の99%以上を占める狩猟採集時代の環境である。
なのに私たちは、馴染んできた野生環境とは全く異なる人工環境を自らつくりながら当たり前のように暮らしている。
このズレが私たちに、ときに余分な生理的緊張を無意識のまま与えていることがある。
このような考え方のもとに、日常の生活環境を対象にした快適性の問題を生理人類学的観点から研究している。


博士(学術)

森田 健
 TAKESHI MORITA



福岡女子大学人間環境学部
生活環境学科 教授

http://www.fwu.ac.jp/
1951年 奈良県生まれ
1976年 京都大学農学部卒業
1976年 住宅会社にて、環境心理・生理に関わる研究・開発を担当
2000年 福岡女子大学人間環境学部教授
現在に至る
専門は、住環境学、環境心理生理学

子どもから高齢者までを対象に、住空間の大きさ・形状などの空間デザイン要素や光・照明環境を中心とする視環境要素と人の関係を研究している。
大きなテーマは次の2つ。第一は、住まいの中で行われる種々の生活行為・行動に従って生じる住まいへの要求・目的を抽出・整理すること。第二は、人工照明を多用し朝夕・四季の変化がない現代生活環境の光がヒトの生体リズムに及ぼす影響を明らかにし、新しい光環境の計画を提案すること。

照明デザイナー

松下 美紀
 MIKI MATSUSHITA



株式会社
松下美紀照明設計事務所

http://www.mikilight.com/jp/
1961年 熊本県生まれ
1989年 株式会社松下美紀照明設計事務所設立
環境照明、公共や民間の施設の照明設計、都市の照明計画といった光環境の創出を行なう
1999年 北米照明学会 ポールウォータベリー特別栄誉賞受賞
2000年 照明学会照明デザイン奨励賞受賞
2007年 白色LEDと固体照明国際会議プログラム副委員長
2008年 照明学会 照明普及優秀施設賞受賞

アジア諸国のプロジェクト参加の傍ら、都市景観に関するアドバイザー、審議会委員、大学の講師を務める。
新しい光技術を駆使しながらも、決してコンピューターでは表せない世界観を創出し「光の感性哲学者」でありたいと考えている。
今回のシンポジウムでは、日頃から最も気になっている「照明デザインと生体リズムの関係」について学術的な立場から話を伺い、実際のデザイン現場へフィードバック出来るようにコーディネーターの役割を持って進めていきたい。


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