特派員報告! ラスベガス編




 フリーモント・ストリート・エクスペリエンス

 一時期は、あまりに莫大な建築ラッシュでお客をアップタウンである、ストリップ通りにとられてしまったダウンタウン。
 そのダウンタウンの巻き返しとして、中央、長さ450m・高さ30m のフリーモントストリートに、80億円という予算を投じてつくられたアーケード天井に設置された、なんと! 210万個の電球と200個以上のスピーカーから繰り広げられる音と光のショー「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」。
世界各国の商店街アーケードの注目の的です。
アーケードのオープンエリアですので無料!
最近では、テレビでもよく取り上げられていますし、ダウンタウンどころか、ラスベガス全体の顔ともなりつつあるようです。


毎晩、日没から23:00まで毎時00分から始まる約6分のショーを観るがために、毎晩2万人以上の観客がこのストリートに集まります。

ショーが始まる直前、ストリートのきらびやかな電飾は一斉に消え、一瞬静けさにつつまれますが、突然頭上のスクリーンとなるべく、アーケードのフレーム全体に様々な動きの電飾のショーが繰り広げられ大歓声が上がります。

ショーのプログラムの種類はコンセプトにあわせ3種類あるようですので、MARIOT君もついつい、1時間後の次のプログラムを観ようと(?)、スロットマシーンで時間をつぶしてしまいました。....結果は......内緒です。ショボン...

ちなみに日本のガイドブックなどには、「光とレーザーのショー」と紹介されたものが何冊かありますが、演出としてレーザー光線は使われておりません。
きっとライターの方があまりにもレーザーの演出を思わせるような電飾でのすばらしい演出技術に区別がつかなかったんでしょうね。

全部で 180 のプログラムがあり、フレーム内の電球はコンピュータ制御でいろいろな色に変わっていきます。
神秘的な森・野鳥・ジェット機・美女たちの劇的な映像が繰り広げされるライティングパフォーマンス!

そのタネあかしは....
1つのランプ灯体の中に、光の3原色である、RGBとクリアの4つの電球から構成され、調光できるよう設計されているのです。
また寿命を長くするため、5Wの電球を調光して4.2Wで点灯しているそうです。
しかし、これが210万個ですよ!

アーケード天井はフレームで覆われており、そのフレームにこの4色の電球からなるランプ灯体がきめ細かに取り付けられています。

演出用にムービングミラーなども設置されており、スポットを照射し動きある演出を歩道などにも施しています。

天井のフレームよりワイヤーで吊られた屋外型スピーカー。
意匠的にもアーケードにマッチしていますし、音質も常設の屋外施設としては、上々なモノです。
長いアーケードに208台設置されており、どこで聞いても同等の効果音が得られるようセッティングされているようです。

毎晩繰り広げられる、この「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」。
2年前に完成したそうですが、これだけの電球の数。メンテナンスは如何に?と思いきや...
深夜1時過ぎ、家族連れの観光客が帰ってしまい比較的人通りの少なくなったアーケードに、やってきました、高所作業車。
こういった地道なメンテナンスを毎晩行うことによって、人々に感動を与えるショーを滞りなく運営していくコトができるんですね。