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特派員報告




写真:グッドデザイン賞主催者公式ウェブログより
http://blog.g-mark.net/2006/11/post_bf8b.html
2007年3月、六本木に東京ミッドタウンがオープンしました。

「都心の上質な日常」をコンセプトに約10ヘクタールの防衛庁跡地に建設された大規模複合型施設で、商業施設、オフィス、住宅、美術館、ホテル、緑地が一体となった、まさに新しい「街」が誕生していました。

ホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」をはじめ、ファッション、インテリアからレストランまで国内外の名店が勢ぞろいし高級感を満喫できます。

さっそくMARIOTくんがリサーチにいってきました。
今回は東京ミッドタウンで見つけたオープンスペースと店舗ゾーンの光について報告させて頂きます。

 オープンスペース

■PLAZA
PLAZAの巨大なガラス天井を支える柱が、昼間は白かったのですが夜に見ると青く光っていました。向かいの柱から投光器で青い光を飛ばしていました。
足元には青いLEDが埋め込まれ、噴水は青い光ファイバーで演出されていました。

エスカレータにも青い光が使われていて、すべて青で統一されていました。


■GARDEN
防衛庁跡地に残されていた約140本の樹木がこのGARDENに移されたそうです。
樹木のライトアップはほとんどされていないのですが、周囲からの光でシルエットが浮かび上がってきれいでした。

21_21デザインサイトへ向かうアプローチで柔らかい光が広がっていました。上を見るとポール灯が反射板付きのリバウンドタイプでした。
光源から出た光が一度反射板にあたってから地面に落ちてくるので柔らかい拡散光になっていました。
足元でも15lxくらい取れていて十分歩ける明るさでした。

直接光源が見えない工夫や、柔らかい曲線で作られたデザインなど、優しい印象のポール灯でした。


噴水が淡く光っていたので覗き込んでみると、赤・緑・青のLEDが見えました。
赤・緑・青(3原色)を混ぜているので白い光が出ているんですね。
LEDを使っているのは長寿命だからでしょうか?
もしかしたら時間帯によって色の演出もするのかもしれませんね。

■オブジェ
ミッドタウン内には14人のアーティストによるアートワークが展示されていますが、それ以外にも何点かオブジェが設置されていました。
光を用いたオブジェもありましたのでご紹介します。

乃木坂駅方面に向かう交差点の近くに青く浮かびあがるオブジェを発見。
LEDか光ファイバーで光っているのかな?..と近付いて見ると足元にブルーフィルター付きのアッパーライトが埋め込まれていました。
オブジェが青く光ってるのではなく、青い光で染め上げられていたのです。
アッパーライトの光をさえぎるとその光が当たっていた部分がわずかに影になり、通行人の方が興味を持ってわざと器具を踏んだりしていました。
オブジェ自体がもともと青いので、青い光を当てると、より鮮やかに発色していました。
こちらのオブジェは白く光る箱が重ねられていました。
蛍光灯が箱の中に入っていたようです。

■店舗ファサード
ガレリアという商業ビルの前を歩いていると、急に地面が赤くなりました。
驚いて顔を上げると壁一面が真っ赤に光っていました。
大画面で映像が流れていたのです。

街中で広告に使われるような大画面というと、遠くからでもたくさんの人が見えるよう高いところに設置されています。
それが、ここでは一階にある店舗のファサード全面に映像が表示されていました。


前を通り過ぎる人のシルエットさえ計算された演出に思えてしまいます。
もう一度真っ赤になるのが見たくてしばらく立ち止って見ていたのですが、その画面は一瞬だけであとはイメージ映像が流れていました。
写真では分かりにくいですが2階のファサードにも一層分使ったデジタル表示がされていました。

昼間はただの真っ黒いガラス面だったのに、夜になるとまるで大きなテレビのようでとても迫力がありました。