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| 1999年11月27日(土)付けの日経新聞にブラックライトの記事が出ており、その中で人体への影響という項目があり「長時間光を浴びた場合人体への影響について危険性を指摘する声もある」と出ており、また、適切な使用のためのガイドライン作成を求める動きも一部で出ている。 ・・・との記事がありました。 現在、閉鎖された部屋の中で通常と数量が違う166本のブラックライトを使用する計画で、この空間に長時間滞在する可能性があるコンパニオンに対する影響を心配しています。 ブラックライトの使用に関するガイドライン作成に関して、方向性や人体に与える影響(量と時間など)の情報がありましたら教えて下さい。 なお、ランプから人体までの距離は5mです。 |
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ガイドライン策定について | ||||
| 特にガイドライン策定の動きは照明学会でも情報がないとのことでした。 | |||||
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ブラックライトについての考察 |
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| 「ブラックライト」は紫外線だけを放射するように、紫外線を透過し、可視光線(光)は透過しない濃い紺色のガラスバルブ内面に紫外線を効率よく放射する蛍光体を塗布した蛍光灯のことです。 よって、紫外線を発するランプということになります。 |
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| この紫外線というものには大きく3種類の分類があります。 | |||||
| UV−A 315nm〜380nm 直接色素沈着作用 UV−B 280nm〜315nm 紅斑作用 UV−C 100nm〜280nm 殺菌作用 |
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| このうち、UV−CおよびUV−Bは有害であり、眼や皮膚に対して注意が必要とされています。 | |||||
| 問題の「ブラックライト」の分光分布は以下の通りですが、UV−Aが主であり有害紫外線とされているUV−Bは微量とわかります。 | |||||
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「では、有害紫外線UV−Bが微量といっても、影響はないのか?」 という疑問が当然おこると思います。 |
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40Wブラックライト蛍光灯の有害紫外線放射照度は1mの照射距離で 0.05W/平方cm だそうです。 |
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| アメリカでは、ACGIH(アメリカ労働衛生専門官会議)が労働者が作業環境で紫外線に照射されても、眼に悪影響が出ない値(TLV)という数値が勧告されているようでして・・・ それによりますと、こちらも紫外線放射ではあります通常の蛍光灯(オフィスに使われている)、例えば1000Lxという高照度の場合は、 |
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有害紫外線放射照度は1000Lxの場合、0.03〜0.02W/平方cm |
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これは、TLV計算によると、1日8時間営業しても、この紫外線量はほとんど人体に影響がないといわれている数値だそうです。 では、上述のブラックライトをそれにあてはめて計算するとどうなのか? |
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1mの照射距離の0.05W/平方cm では1日18時間が限度 |
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時間と計算上なるそうです。ただし、これはあくまでブラックライトから人体への距離が1mの場合です。 |
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| 今回の質問は人体から5mは離れている大空間です。 「照度は距離の逆2乗となる」法則を加味すれば、 |
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0.05÷(5×5)=0.002μW/平方cm |
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| ただし!ただし! これは40Wブラックライト1灯の場合・・・これが大空間とはいえ、116本となるとどうなるのか? もちろん相乗効果はあるはずです。 変な話・・・日焼けサロンみたいにバア〜っと蛍光灯が一カ所にかたまってついていれば、かなりな単純計算ですが、 |
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0.002μW/平方cm×116本=0.232μW/平方cm |
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これでは1日労働なんてとても保証できる値ではないということになってしまいます。 |
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では、この結論はどうなのか?残念ながら、「何時間OKです。」といった具体的な数値はお出しできそうにありません。 基本的には「ブラックライトから放射されている紫外線はUV−Aがほとんどであり、問題がないと考えられます。」 ただし、これはあくまで一般的なお話であり、紫外線に非常に敏感な人は若干日焼けをおこす可能性はあります。 従って、日差しの下同様に日焼け止めの化粧品やクリームを利用していただくなど、防止対策はご注意いただいた方がよろしいかと存じます。 |
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