HOMEMARIOT EYES--INDEX--No.11>P.3
MARIOT EYES
光源はその発光原理から大きく2つに分けられます。

 寿命について

Q1.
定格寿命に10000時間とあるのに、その時間よりも早く切れるランプは不良品?
A1.
残存率曲線あくまでも参考時間であり、電圧・点滅頻度などの使用状況、製造状況により異なります。残存率がほぼ50%程度になった時間だと考えて下さい。(測定方法もランプ種類によって異なります。)
  • 白熱電球・ハロゲン球…連続点灯試験での残存率が50%になった時間
  • 蛍光灯…2.75時間点灯・0.25時間消灯の連続点灯試験での残存率が50%になった時間
  • HID…5.5時間点灯・0.5時間消灯の連続点灯試験で多数のランプが点灯しなくなった時間
Q2.
安定器の寿命は?
A2.
一般的な使用状態(定格電圧・周囲温度40度以下)で8〜10年=30000時間
ランプと同じく残存率50%になった時間をさしますが、特に周囲温度や使用環境にかなり大きく左右され、例えば周囲温度が10度高くなれば約半分の寿命(5年)となってしまうようです。
ただし、電子安定器(インバータ)はこれに含まれず、JIS基準においても、「単純に熱に対する耐久性で寿命評価ができない」とされています。照明器具自体の交換時期も8〜10年が目安です。    


 12Vトランスについて

Q1.
調光は可能?
A1.
電子トランスであれば0〜100%の調光が可能です。
Q2.
電子トランスの2次側は延長してはいけないの?
A2.
延長はしないで下さい。
電子トランスの2次側は電気工事による結線処理ではなく、写真のようなコネクター式になっており、長さが制限されています。
もし、現場で切断し設定以上に延長した場合、下記の問題が生じる可能性があります。
  1. 回線ショート等のトラブルが発生しても、延長コード部分を負荷(=ランプ)と判断し保護回路が働かず、出力し続け発熱する可能性もある。
  2. 2次電圧が降下し、ランプ照度低下・ランプ短寿命になる可能性もある。
  3. ラジオ・モニターなどに雑音やノイズが発生する可能性もある。
Q3.
では、延長したい場合はどうすればいいの?
A3.
一般形トランス(巻線トランス)を使用して下さい。2次側延長範囲は10mまで。
ただし、こちらは基本的には調光は不可。
一部調光可能なタイプも存在します。各メーカーに問い合わせてみて下さい。

 蛍光灯について

Q1.
基本的に周波数選択が必要?
A1.
日本の電源周波数は、東日本が50Hz・西日本が60Hzと周波数が異なります。
この境目は新潟県糸魚川から静岡県の富士川あたりと言われます。これは日本で発電が始まったときに、東京電力の前進会社がドイツ製の50Hz発電器を、関西電力の前進会社がアメリカ製の60Hz発電器を導入したという歴史的経緯に由来するそうです。
周波数の違ったものを使用した場合、ランプ光束が大幅に異なる、寿命に悪影響を及ぼす、安定器が故障するなどの原因にもなりますので、ご注意下さい。※インバータは共通使用可能です。
Q2.
インバータって何がいいの?
A2.
明るさアップ上記の周波数を気にせずに全国どこでも使用可能な安定器がインバータです。
その他のメリットとしては、
  • 明るさは従来のままで、14〜19%節電になる。省エネルギー!!
  • 瞬時点灯する。
  • 高周波点灯なのでチラツキが少なく目にやさしい。
  • 安定器が軽くなり、器具も軽量化できる。

※このインバータ使用の際、分電盤の漏電ブレーカには「高周波対応型」のものを必ずご使用下さい。

Q3.
Hfランプって?
A3.
高周波点灯専用のランプ。インバータ安定器との組み合わせが最適です。
実は、この専用ランプが開発されるまでは、高周波点灯インバータに従来ランプ(FLR等)を組み合わせて高効率を獲得していましたが、高周波点灯専用のHf蛍光灯が開発され、より高効率な電力の無駄のない組み合わせ(ランプ効率100lm/W)が実現可能となりました。
また、安定器にて高出力・定格出力の切り替えが可能であり、より高い照度が実現可能にもなります。
同一照度比較時


 HID光源について

Q1.
点灯・再点灯に時間がかかるの?
A1.
HID光源は始動時・再始動時に安定するまで、それぞれ時間がかかります。(2分〜20分)
特に再始動時に時間がかかり、点灯していたランプは管内水銀の蒸気圧が高く(蒸発量が多く)、管壁温度も高温になっているため、消灯直後に始動させるためには非常に高い電圧を必要とし、通常の始動方式では再点灯できないのです。次第に発光管の温度が下がり、水銀蒸気が凝集して蒸気圧が低圧状態になると再始動できるようになります。
このように、発光管が冷却する時間が必要で、この時間が再始動時間となります。
Q2.
新しいランプに交換したのに点灯しない!! これって安定器不良?
A2.
ランプ交換は、必ず電源をOFFにしてから行なってください。(取扱説明書記載)
これは感電防止の意味もありますが、この方法で交換してもランプはいつまで経っても点灯しません。
ランプ交換の際は必ず、電源をOFF→ランプ交換→電源をONによってパルスタイマーをリセットしてあげる必要があります。
電気工事や雷などの瞬停も同じく、一旦電源をOFF。再始動してあげて下さい。
Q3.
ランプの点灯方向って何?
A3.
メタルハライドランプで同じW数なのに、例えば「MF250L/BUP」「MF250L/BDP」「MF250L/BH」とランプ型番が3種類ある場合があります。
このような点灯方向の指示があるランプは、使用器具によって(ダウンライトを使うのか、SPOTで下向きに照射するのか、ライトアップするのか)、ランプ型番を決定しなくてはなりません。
この点灯方向を間違って指定すると、本来の光色や光束が得られません。
でも、最近物販店などのベースでよく使われている演色性が改善されたHID(パナビーム・CDMシリーズ・ハイラックス等)は点灯方向が「任意」なので、そんな事、気にしなくてよくなってきたけどね!
Q4.
ランプが一旦消えて、また再点灯する…これって即、安定器不良?
A4.
ランプが寿命末期なのかもしれません。ランプ寿命末期にはランプ自体が高温になり、立ち上がり部分に高いランプ電圧を必要とします。そうなると安定器では供給できずにランプは切れてしまいますが、ランプが冷えてくるとまた点灯するという現象があります。まずはランプを交換してみて下さい。
Q5.
HID安定器も2次側延長の規制ってあるの?
A5.
もちろん12Vトランス同様に、あります。ただし、例外もありますのでカタログで確認して下さい。
インバータ安定器  2次側延長距離
  2m
巻線安定器  2次側延長距離
 10m〜15m
Q6.
イグナイタって何?
A6.
放電灯(HID)を始動させるために高電圧を発生させる装置。必ず必要な機能です。
メーカーによって、安定器側についているメーカーと器具(ダウンライト)側についているメーカーがあります。
当然ですが、器具と安定器を別メーカーの組み合わせでのご指定はお止め下さい。



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