MARIOT EYES Vol.8



光色と照度と明るさ感の親密な関係

ランプ光色の違いとそれに相性のいい照度値の関係は、心理的な明るさ感に影響します。
新宿OZONE B1間接(東京)
4200k 230Lx
初台オペラシティ DL通路(東京)
3000k 120Lx
この2つの現場の照明手法は残念ながら異なりますが、新宿OZONEの空間の方がちょっと・・・さみしい印象を受けました。(もちろん、これには内装の素材、色などさまざまな要素が影響しているとは思いますが)

でも、この関係を逆に利用して!
    落ちつかれると困る(周遊性を高くしたい)場所には高色温度で、しかも高照度にする(いわゆる真っ白な空間)などの逆手法もあります。



照度と色温度の関係

光色から受ける心理的イメージ

光の色味ひとつでも、その空間に対するイメージを人は敏感に感じとるのだと思います。
こんな使い方も!(パリ)
凱旋門(暖色)
新凱旋門(寒色)

最低限の明るさとは?


「観測距離と必要な明るさ」
顔の向きがわかる 0.5Lx(距離4m)
1.5Lx(距離10m)
目・鼻・口の位置がわかる  1.0Lx(距離4m)
2.0Lx(距離10m)
誰であるかわかる 2.0Lx(距離4m)
5.0Lx(距離10m)

「明るさと色の見え方」
  • 物の所在が分かりはじめ、緑や青が見え始める。 0.1 Lx
  • ほとんどの色を認めることができる。 1.0 Lx
  • 鮮明な色や形が正常に見え、細かい色の識別ができる。 20 Lx
  • 色彩感が豊かになる。
    色の見え方が重要な場合はこれ以上の明るさが必要 500 Lx

手法による雰囲気や明るさ感の関係

照明の手法がちがうと雰囲気や明るさ感は随分と違ってきます。
420Lx(間接+DL)
450Lx(DL)

その空間に対して「明るい」「心地よい」「暗い」などを感じる要因としては...

  • 内装の素材や色(反射率)
  • 輝度感(壁などに光があたって目にとびこむ光の量の違い)
  • ランプの演色性
上にあるグラフのような色温度と適正照度の関係など
さまざまなものがあるのです。







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