MARIOT EYES Vol.3



前回のVOL.2でもお話したとおり、
太陽の一日のリズム(朝日→昼光→夕陽)と人間の一日の生活リズムには密接な関係があり、人間は太陽がのぼる(色温度が低い)と起き、色温度が高くなる日中に最も活発に活動をし、また日が沈む(色温度が低くなる)と休息します。
 そして、この日々の環境は無意識のうちに私たちに大きな影響を与え、夕陽のような色温度が低い電球の下では落ち着き感や和やかな雰囲気を感じ、日中の太陽の光のような蛍光灯や放電灯の下では躍動感や活発さを感じるようです。

では、ただ単純に落ち着いた空間を作りたい場合は電球色、さわやかな空間を作りたい場合は昼白色と、方程式のような選択方法で果たしてよいのでしょうか?

MARIOT EYES Vol.3 では Vol.2 にひきつづき「色温度」に目を向け、さらなる盲点を探っていこうと思います。




光の色(色温度)が変われば、物の色の見え方・感じ方も変わってくる。

ではまず、色温度の違うランプを使って、それぞれの光の色、それに照らされる物の色について、違いを比べてみましょう。
色の違いというと、「演色性」ということになりますが。今回は色温度の違いによる色の違いに目を向けたいため、数値ではなく見え方・感じ方ということに重点をおきました。
また、ランプは色温度のバリエーションが豊富で平均演色評価数Raがすべて同一、しかも同じ発光原理をもち、実験のため即時点灯するものということで、蛍光灯(3波長蛍光灯FPL36W)を使用しました。

色の見え方となると、私たちのなかで基準となっているのは、やはり太陽光だと思います。

季節によっても地域によってもまた時間によっても刻々と変化する太陽光ですが、例えば東京の5月下旬の太陽光を見てみましょう。

東京5月下旬・正午の太陽光 →


やはり、すべての色に生気があり、美しく感じられます。

次に色温度の違う空間を作り,カラーチップによるそれぞれの色の見え方を比較してみましょう。



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