HOMEMARIOT EYES--INDEX-->LED 研究-1
MARIOT EYES
2010年 3月1日更新

 MARIOTくんのLED研究 その1

 観葉植物の観賞に適する人工光源の検証

最近、植物工場のLED化の話題をよく耳にし、赤や青のLEDで照射されたレタスの写真も新聞等で目にするようになりました。
成長する波長に合致したLED光で、植物は栽培できそうですが、実空間で観賞を目的とされている観葉植物に、赤や青の光を照射するわけにはいきませんよね。
最近、室内緑化という言葉もよく聞きます。
室内環境で、観賞に適する人工光源とは??
気になるLEDも含め、実験してみました。
MARIOTくんのLED研究 第1弾です。

 実験1:メンテナンス(剪定等)の軽減も考慮した光を検証

[実験内容]
商業施設のディスプレイを想定。
LED、HID、ハロゲン球でそれぞれ10,000lx強の光環境をつくり、一日9時間の照射を2ヶ月実施しました。

○基礎知識○
植物は基本的に光合成によって成長します。
光合成に必要な葉緑素の吸収がピークになる波長は
2ポイントあるよ!
LEDでも植物は育てられそうだね。
■1000lxあたりの分光放射照度


[実験結果]
メンテナンスのことを考えると、元気で且つ伸びすぎないことが重要!
LEDが最も成長が緩やかで、バランスよく成長した実験結果が得られました!


ハロゲンは熱すぎたのかなぁ... 
実験2で検証してみました。

 実験2:熱は苦手??

[実験内容]
ハロゲン球の狭角と広角の場合の結果を比較しました。

[実験結果]
狭角のほうは、実験開始まもなくより元気がなくなりましたが、広角のほうは比較的よく成長しました。
美観も、多少枯れたものはあったものの、


[考察]
照射面の温度を比較すると、5度以上の差があります。
分光分布から見ても、ハロゲン球は葉緑素吸収率が高いはずですので、やはりこの結果は熱によるものと考えられそうです。

 実験3:やっぱり明るさは必要??

[実験内容]
蛍光灯で100lxの光環境をつくり、実験1の結果と比較しました。

[実験結果]
他の光源に比べると、横に広がるように成長しました!



[考察]
動物と異なり、動き回ることができない植物は、外界の環境情報を巧みに利用して、形を変え、環境変化に対応しています。
薄暗いところに生育している植物は、モヤシ状に光の方向に伸びて成長するそうです。
今回の実験でも、植物は周囲の光を求めて広がってしまったと考えられます。
比較的、元気に育ってはいたものの、美しい状態を保つには、やはりある程度の照度が必要なようですね。
光源によってこんなに成長の仕方が違うんだね!
せっかく緑化しても、枯れてしまったら残念…
きれいな状態を長く保てる光を選択したいですね。

TOP